イソップのマーケティング戦略を考えてみた
お買い物に出かけたらいろんな店舗に入って、よく観察して、「この店のマーケティング戦略は?」と考えることを頑張り出した私。
イソップでの、洞察を記録します。
「イソップ」
店の中に入ってビックリしたのは、この統一感!品物に使われる色は、白黒茶の3色で、木の棚に均一にピシッと並べられてて、かっちょいー!となりました。商品に書かれてある文字はすべて英語。「この商品は一体なんなんだ?」と手にとってよく見ると、「あぁこれはハンドクリームね!」とわかります。
そして値段は・・・?あれ?どこにも書かれてないじゃん。店内ぐるぐる・・・あった!
端っこの目立たないところにちょこんと置かれてました。「値段なんてデカデカと掲げたらお下品でしょ」ってな感じで。。
明らかに客層を絞っています。何かを買う基準が安さ第一の人は、「これいくら?」なんて質問すらせずに、この店からすぐ出ていってしまうでしょう。安いものが好きな人は、「値段がわかりやすく書かれていない=高い」と判断するだろうから。だから、この商品を買わないだろう客層が一定数出てくる。。となると、この商品購入に「安さでは選ばない人の選択」という付加価値が出ます。
イソップに興味があったり、テクスチャーや価格(ものに見合った)によっては買う、という人のみが、店舗に残り、価格を確認したい、テクスチャーを試したいと、店舗の人に声をかける(というかかけざるをえない)仕組みになっているんじゃないかな。と。
私が行った時は、店員さん3人がみんなお客さんの相手をしてました。
そして、この商品のデザインは木とも相性がいいと、店舗にいくとわかりました。色もジェンダーレスで、インテリアとしても映えるので、自分、あるいは誰かへのプレゼントにお洒落な人たちが購入していくイメージです。
イソップの売り出し方、かなり戦略的!と感心しました・・・。
おまけ
店舗にリサイクルボックスを置く企業が増えてきました。
「世のため」「地球のため」「未来のため」という企業じゃないと生き残れない時代になってきた。プラスチックを紙に、ビニール袋を紙袋に、使わなくなったものはリサイクル。こういうことやってないと叩かれる時代になりましたね。
+
やっぱりそれもお洒落にしなきゃダメダメですね。
↑リサイクルボックスがお洒落!
真面目だけじゃなく+αで、
デザイン性(アートな)部分もいるんだね。
これからもお買い物では、いろんな店舗を良く観察しよう。