みずにんの日記

のべです!考えたことを記録しております!

「匂い」との付き合い方を考えよう

「四季の中で一番嫌いな季節は?」

 

と聞かれたら、何と答えますか?

 

 

わたしは、「春」と答えます。

 

理由は、春の匂いを嗅ぐと、気持ちがソワソワして、落ち着かないからです。

 

四季それぞれに、香りがあります。(みなさんは嗅ぎ分けることができますか?)

どんな匂い?と聞かれたら、言葉で説明するのがすごく難しいです。

でも、これがこの季節の匂い、というのを、私の嗅覚は嗅ぎ分けています。

 

春は、年度の節目となり、いつも変化に怯えたり対応しながらあくせく過ごす季節です。

子どもの頃から、別れと出会いが一気に訪れるこの時期がとても苦手です。

 

春の匂いは、変化に適応しようと苦悩する日々の記憶としっかり結びついてしまい、今では春の匂いを嗅ぐだけで、不安定な心情になってしまうのです。

 

五感の中で、脳と直結して結びついている感覚は、

嗅覚

といわれています。

だから、匂いを嗅ぐと、その匂いを嗅いだときの記憶が、一気に「起きろー!」と呼び覚まされて、そのときに感じていた気持ちまでもが蘇るんだろうな、と思います。

 

遊園地に満ちるポップコーンの甘い匂い、

水たまりが海みたいに広がっている雨上がりのグラウンドの匂い、

初めて買った香水の匂い、

自分にだけわかる思い出の匂い…

ありますか?

そしてその思い出とともにどんな気持ちが胸に広がりますか?

 

香りというのは、脳と結びついているぶん、有効に活用することもできます。

緊張するとき、イライラしたとき、脳をスッキリさせたいとき、深く眠りたいとき、

自分の脳が欲する香りはどんな香りなのか?

自分で理解して、準備しておけば、結構役立ちますよ〜

 

 

気持ちが沈んでいるときは、ローズ。うきうきしているときは、金木犀。落ち着きたいときはオレンジブロッサム。バリバリ働きたいバイタリティの強い日には、香水ではなく、CHANELのヘアミスト。…みたいに、その日の気分で使い分けるのも楽しいです。(私事ですが)

 

10ミリほどの香水が、小分けされて売られていたりするので、それを買って試すのもいいと思います。(というか通常サイズ、大きすぎません?誰がこの量を腐らせずに使い切るんだ?って感じですよね)

眠りが浅い人は、ピローミストを試すのもいいと思います。わたしは眠れないときは、一番ホッとする香水を枕に少量つけています。(効果的面!)

 

自分で選べない匂いに心を振り回されてばかりでは悔しいから、選べる匂いにはこだわっていきましょ〜う!

 

ちなみに今日の香水は、金木犀