I love marvel.I love 3000.
4月1日ですね〜。
今日は日本のこれまでのシステムが変化する歴史的な日となりました。
「やっと今日からか、おせぇな」って感じですが…まぁシステムを変えるには、かなりのエネルギーと時間を要するんだろうなと思います。
ところで、かなりのエネルギーと時間をかけて作られた、
これまでの歴史を変えた映画を知っていますか?
そう、(?)
「スパイダーマン ノーウェイホーム」です。
これは、私がmarvel作品を愛しきれない理由を綺麗さっぱり消し去ってくれた映画です。
みなさんはスパイダーマンといえば、誰が主演の映画を思い浮かべますか?
きっとそれぞれの頭の中に出てくるスパイダーマンの顔(素顔)を机の上に(?)並べると、
「…え??3人いるくね?」
ってなるんですよね。
「誰が本物だよ、オイーー!?!?」
ってつっこみたくなります。(…私だけ?)
そう、スパイダーマンの映画の配給会社がそれぞれ異なっているため、(原作は同じでも)3人もスパイダーマンがいるという、ちぐはぐなことが起こってしまっていたのです。
…仕方ない、大人の事情だよ…
って、割り切れないタイプの私。
「スパイマンだけは、私にとってはあの人(トビー・マグワイア)なんだよなぁ」
「てかなんで3人もいんだよ…」
なんて、モヤモヤしていました。(…私だけ?)
しかしです。
歴史的転換が起こったわけです。
ネタバレでーす
かなりのエネルギーと時間をかけて!!
ついに、配給会社たちが協力し、
奇跡的に3人のスパイダーマンの共演が叶いました。(スタンディングオベーション)
3人が共演したことで、「誰が本物か?」なんていう問いは、愚問となりました。
全員が紛れもないスパイダーマンだと知らしめられるからです。
かつての敵キャラもしっかり登場し、3人で協力して敵キャラたちをいい奴に変えてしまうという…なんとも伏線ならぬ(伏線のはずではもともとなかったであろう)伏線の回収をしきってしまったのです。
超簡単に説明すると、時空を歪めるというMCUの世界観に、SONYがのっかったんです。
こんなことされて、興奮しない人なんていないですよね。
「いやいや、そんなことできちゃったなら、あの作品もあの作品もコラボできちゃうじゃん。そうなったらこれまでよりももっと複雑で緻密でユニークな作品ができちゃうじゃん。そうなったらmarvelもっと大好きになっちゃうじゃん」
みたいになるわけです。
きっとお金のことで揉めたり、作品の展開的にもああだこうだ言い合って対立したりしたんだろうけど、観客のために妥協しまくって、夢見る大人たちが肩を組んだんです。(ありがとう)
この、「スパイダーマン ノーウェイホーム」は、歴史的快挙の作品なわけで、ある意味でこれからのmarvel作品の先駆者となります。
marvelの映画制作者は、ネタバレを思いっきり禁止するステキな大人たちなので、大々的に
すげ〜ことがおきるぜ!
なんてゴリゴリの宣伝せず、
CMでゴブリンの爆弾だけチラ見せして、
「嘘に決まってる。そんなことあり得るかよ!?」
と言いながら、期待しまくって鼻を膨らませ、少し緊張した面持ちで映画を観に来る人たちに、劇場で
「マジかよ…」
って息を呑ませる演出を繰り広げるんです。
粋な計らいとは、まさしくこのことだな、と映画を観ながら思いましたね。
ってことで、わたしにとっての歴史的な転換期は2022年4月1日ではなく、
2022年1月7日の「スパイダーマン ノーウェイホーム」の公開日だったりするわけです。
最近、「歴史が動いたな」って日は、あなたにとって何月何日でしょうか?