日常に「ヒュッゲ」を。
みなさんは、「ヒュッゲ」という言葉の意味を知っていますか?
私がこの言葉を初めて知ったのは、『アナと雪の女王』という作品を観たときです。この作品は、北欧が舞台なので、北欧の「ヒュッゲ」という価値観を取り上げたのだろうと思います。
この言葉は、デンマーク語で、
「居心地がいい空間」
「楽しい時間」
というような意味の形容詞です。
日本語に置き換えると、
「プチハッピー」
「ほっこりする瞬間」
みたいな感じのニュアンスなんじゃないかな?
心がじんわり暖かくなって、満たされた気持ちになる「ヒュッゲ」
みなさんは1日の中に、何度ヒュッゲが訪れていますか?
私は、ヒュッゲという言葉を知ってから、きちんと味わうことができるようになったな、と思います。
たとえば、
朝起きて、陽の光を浴びたとき「ヒュッゲ」
前日に決めておいたお気に入りの服を着たとき「ヒュッゲ」
パン屋さんのパン(生地が市販のと全然違いますよね〜)を食べたとき「ヒュッゲ」
お気に入りの香水をつけたとき「ヒュッゲ」
朝の通勤途中、ホットコーヒーを買って車の中で飲むとき「ヒュッゲ」
近所の人と挨拶するとき微笑んでくれて「ヒュッゲ」
みたいに、案外ヒュッゲってコロコロ転がっています。
その度に「あー幸せだー」って噛み締めることができるようになったのは、このヒュッゲという概念を知ったからなんです。
思考は概念より先にあるのか?
概念は思考より先にあるのか?
ときどき議論にあがりますが、
私はどちらの場合もあると思うんです。
思考がなければもちろん概念なんて存在しなかっただろうし、
概念がなければ思考が形作られない場合もあるだろう、と思うからです。
ヒュッゲという概念を知ることで、新たな思考回路が生まれたと思っています。
味気ない毎日は面白くないですよね…
「ヒュッゲ」をしっかり噛み締めることで、これまでの毎日が違ったように見えるかもしれんません。
朝が苦手な私は、気持ちが落ちやすい朝にヒュッゲを意識的に散りばめています。
美味しい朝ごはんを買っておいたり、通勤中にホットコーヒーを飲んだり、お気に入りの音楽を流したり…!
ヒュッゲを噛み締める(く〜幸せ〜!みたいに)ことで、
心がささくれだつことがなくなりました。
あなたは1日の中で、ヒュッゲをどれだけ感じることができましたか?振り返って、数えてみてください。
私は、今日は、(7時間中)7回かな〜?