幸せも自立が肝心
最近、人と話すときに、質問させてもらってるのが、「あなたの今日のプチハッピーは?」です。
ハッピーに、「プチ」をつけているのは、大げさなことじゃなくていいからね、っていう意味を込めて。ささやかな幸せを教えてほしいのです。
さて、みなさん、今日のプチハッピーはなんですか?
幸せの尺度は、人によって違います。
そんなの取るに足らないことじゃんって、幸せを感じにくい人もいるし、
オーバーに幸せを感じやすい人もいます。
幸福度は、個人の主観によるものなので、一概には測れず、その人のもつ感覚が全てなのです。
それが最近興味深くて、色々な人に質問してみたんです。
意外なことに?質問に答えてもらうと、2割くらいの人が
「最近幸せなんて感じてないな」
「うれしかったことなんてないよ」
「…ありません」
のように、プチハッピーを感じてないのです。
残りの8割の人は、
「ゲームでレアキャラゲットした」
「面白い映画をみつけた」
「友だちと遊びに行って、めちゃ楽しかった」
「仕事で(学校で)ほめられた」
「仕事終わりに、酒を一杯飲んだ」
「暖かい布団にくるまって眠れた」
みたいな、どんなプチハッピーが訪れたかの答えが返ってきます。
楽しい思い出、心が温かくなった瞬間、運良く何かに恵まれた出来事…
各人が、いろんな場面でプチハッピーを感じておられました。
でもでも、おんなじプチハッピーを感じたって言う結果でも!です。
違っているところがあるな、と最近気づいてきました。
それは、
その幸せの中心に、他者の存在があるか?ないか?です。
わたしの知り合いには、恋人や友人、家族の誰かがそばにいないと、1人では全く幸せを感じない、という人たちがいます。
家族や恋人が出かけていたら早く帰ってこないかなぁ…とずっと寂しく待っているとのことでした。
自分が休みの日に、パートナーが仕事で出かけると、寂しくてむしゃくしゃする!なんて話も聞きました。(これは、幸せを感じない、どころか不幸に感じている?)
私がいくら、1人でいることの気楽さや楽しさを話しても、首を傾げて、理解に苦しんでいました。
喫茶店で本を読んだり、疲れた体でラーメンを食べに行ったり、ジムでおもいっきり汗を流したり、美味しい焼き肉とビールを頂いたり、休みの日に心ゆくまで昼寝したり、湯船に浸かりながらはてなブログを書いたり…
このように、1人でいるときにも、日常の些細なことにも、プチハッピーは転がっています。
それに目もくれず、幸せを感じにくくなっている。誰かがそばにいないとダメ。という方は、少し立ち止まってみましょう。
その人がそばにいないと幸せになれない
というのは、個人の尺度である幸福感を感じるか否かという問題に対して、他者に依存的になる、ということ。それは、非常に悲しいことであるな、と思いませんか?
といいながらも、私も一時期そうなっていた過去があります。(恋愛初心者のときなんか、誰しもにそんな傾向あるよね…)
人に自分の幸福を委ねていたとき、幸せだったか?ときかれたら、答えは瞬息でNOです。
自分が生きているのは紛れもなく自分であって、何があっても
誰かのためでも、誰かのせいでもない!
のです。
もちろん、自分の幸せの責任は、自分で負うべきことなのです。
そんな当たり前のことを、大人でも自覚できなかったり、固定概念を振り払えず、相手に必要以上に固執してしまったりして、愛の形が歪んでいる人は、結構多いと思うのです。
年齢がいくつであっても、その人とどんな関係性でも、相手は、自分とは切り離された他者であって、その自覚なしにはまともに愛せないのだということを、ようやく理解できてきました。
誰かと共に過ごす時間や誰かの存在そのものに幸せを感じることは構わないのです。でも、誰かがそばにいないと幸せを感じない
とか、
誰かがこんなことをしてくれないと幸せになれない
ということは、幸せになる責任を他者に押し付けているのだと思います。
そしてそして、私は人に依存的な人と一緒にいるよりも、1人でもめちゃハッピ〜な人と一緒にいる方が、楽で楽しいことに気がついてきました。
こっちに特に何も求めてません〜みたいなスタイルがラフで、気楽で、いいんですよね…
最近あった、あなたのプチハッピーは?
その中心に他者の存在は?
そしてその他者への依存度は?
1人でも幸せになる、自立した幸福を、みんなで探していきましょう〜♪
補足。幸せを感じにくい人は、きっと心の中の感覚が鈍っていて、何か辛いことやしんどいことが大きく心の中にあるのだと思うので、
最近プチハッピーないわ…
っていう人は、まず自分の幸せセンサーを鈍らせている何かを取り除くことが大切だと思います。
ストレスを発散する方法に関しては、
私のはてなブログの
アンガーマネジメントまとめ
に記載してますので、よろしければ、ご参考に。
近々、ストレス発散方法についても書く予定でございますです。
…自立した幸せを手にしよう!