ディスイズアスのシーズン5に乾杯!
THIS IS USという海外ドラマがめちゃんこおもしろいので、紹介させてください。
ゲームオブスローンズ同様、私がどハマりしたドラマでございます。
これまでこんなにも「人」「繋がり」をありありと映し出したドラマは見たことがない!!ってほど、登場人物それぞれの価値観や感情、そして関係性の移り変わりを、間近に、直面させられるドラマです。
シーズン5まで公開されていて(私はAmazonプライムで視聴)、シーズン6で最終章を迎えます。(アメリカではすでにシーズン6が始まってます)
まだ最終章までみていないですが、私の人生においてめちゃめちゃ大事な作品になりました。
このドラマは、ジャックとレベッカから生まれた、ケヴィンとケイト。そして養子のランダル。2人の男女とその子ども3人の家族を中心に据えて、過去、現在、未来という時間軸をいったりきたりするかたちで描かれていきます。(現在がどこを指すのか次第にわかんなくなっていくほど、さまざまな時間に視点をあてていきます)
次第に、中心に据えた家族から派生して、ジャックやレベッカの父母や祖父母。ランダルの実母実父。さらには、子であった3人の、子や孫。みたいにどんどん捉える人が増えていくんですけど、これが見事な焦点の当て方で、先が気になって気になってしょうがなくなります。
え!どーなっちゃうのー?と、止まらなくなっちゃうのです。
そして、ありきたりな言葉に落ち着いちゃうんだけど「本当に人生って十人十色なんだな」って感じます。
人生にはこれが正解!なんてなくて、みんながみんな、きつい時期があって、思い出すのも苦しい過去があって、弱い部分がある。でも人間って、それぞれが人生を懸命に生きていて、美しいな。と思うのです。
ディスイズアスというドラマに出会ってから、これまで自分の中にあった、人生の正解!っていうのがどれだけ独りよがりのもので、押し付けがましいものだったのか、はっきりわかりました。
わたしが最も感動したシーズンは、直近でみたシーズン5。これまでも、毎話名言が出てくる1話1話に愛を感じていて(結構毎話泣いてましたね)、どのシーズンが好きか選べるわけねーだろー!みたいに思ってたんですけど、シーズン5をみて、こりゃすんげぇわ。って思いました。
なぜならば!シーズン5は、現代の世界とすんごく太く、強く、結びついていたからなのです。
警官が人種差別をして黒人の方が亡くなったあの痛ましい事件。新型コロナウイルス感染症が蔓延しているこの世界。
「今」の現代の問題をそのままストレートに、作品に盛り込んでいるところに、生の共感…。
親しみを覚えている(なんなら身内よりも深く理解している)登場人物たちが、この世の中をどう捉えていくのか、この世界をどう生きていくのか、シーズン5はこれまでとはまた違った形で私の心に寄り添ってくれたんです。
ドラマを見ながら、
あぁ、私よ‼︎この感動をずっと覚えていられますように…
と祈っていました。
それくらいわたしの心を強く温かく震わせてくれたのです。
私たちは、人から生まれ、人として生きている。
人種を飛び越え、全ての人が共感するものがこのドラマに詰まっています。
みたことない方は、ぜひ、ご覧くださいね。