話はじめで肝心なのは、はじめの1分
映画を観に行くと、始まるまで約10分程度、映画の広告が流れ続けます。あの時間、結構勉強になります。
本来2時間程度ある作品を、30秒から1分30秒程度で紹介するのに、
ネタバレにならないように、
観ている人に観に行きたいなと思わせるように、かなり工夫されているな、と思うからです。
しかも、パターンがいくつかあって、リズミカルな音楽と共にテンポ良く紹介するものもあれば、
静寂を保って、映像で勝負しているものもあるし、
役者や監督にスポットライトをあてて、こんな人が携わっているアピールをするものもある。
時々、広告だけで泣きそうになるような、感動を誘うものまであります。
正解がないだけに、パターンが枝分かれしていて、面白いなぁと思います。
テレビのコマーシャルも、そうですね。
ただ、全自動録画にしているので、わたしはほとんどとばしてしまってます…
時間を定めて、その時間に要点を伝える技術というのは、どんな場面においても大切なスキルだと思います。
タラタラとまわりくどく話す人がいますが、賢そうに見せたいだけで、本当にスマートな人は、要点をギュッとまとめて話してくれます。
こっちがもっと聞きたい!と言えば、こちらからお願いして、時間とお金を使って話を聞きに行きます。
だから、話のはじめは映画の広告のようなもの。だと思うのです。
この映画を観に行こう!みたいに、この話聞こう!と思わせることができるかどうか、が、重要。
話はじめは、人が興味をもてるものに、わずか1分でも工夫すればいいよね、という話でした〜!