酒蔵巡りをして、比較して気づいた。健全な競争って大切。
酒蔵開きってことで、滋賀県にある4ヶ所の酒蔵を巡ってきました。
①竹中酒造
この、出来立てのお酒「香の泉」の美味しいことったらありゃしない。
しっかり瓶詰め購入しましたよ。
こんな感じで無料で試飲させてもらえる。
「日向へべすのお酒」もかぼすのような風味でめちゃ美味でした。
山上のお漬物も売られていて、購入。小指の爪くらいの大きさのお漬物の試食が、これまた美味しいのだ。なんでこんなにスーパーのと違うのか・・・わかんない。風味がすんごいよね。
②北島酒造
ここで売られていた最高品質の「大吟醸」がホントに美味しくてびっくり!真っ白い瓶に入ったお酒。また飲みたいなー。
酒蔵を抜けたら桜が🌸咲いていた。映えスポットですね。
③田中酒造
酒粕詰め放題。
④美冨久酒造
このチラシ見たらわかるけど、ここが一番気合い入ってた。
酒造りの説明の看板があったり、物の展示も。
年表も飾って、
動画も流して、
普段使っている酒蔵もオープンに。
①〜③の酒造も沢山、出店が出ていたり、お酒の説明が書かれてあったり、映えスポットを作っていたりしましたが、この「美冨久酒造」は、自身の会社や日本酒づくりそのものを広める努力をしていました。会社自体が大きいし、従業員の数も多いっていうのもあると思うけど、この気合いの入れようには圧倒されちゃいました。
日本酒のこと知りたい!という
期待に応えてくれたのが、ここでしたね。
とってもわかりやすかった。
ね?
酒蔵開きに合わせて酒造を訪れる人の需要として二つあると思うのです。
一つは、新酒を味わい、美味しいお酒を手に入れること。
そしてもう一つは、「日本酒」について理解を深めること。
どの酒造も、一つはクリアしてるのですが、
二つめをクリアしているのは「美冨久酒造」だけだった。
酒蔵巡りを通じて、足を運ぶ人に寄り添い、需要をキャッチし、どれだけ懸命に応えるかという姿勢がわかりました。
ちなみに春の祭典として四つの酒造が協力した企画だったので、どこもそれぞれ自分なりの工夫をした上で比較できる点も良かったのではないかと思いますね。
きっと今回がはじめてではないのでクオリティも毎年あがっているのでは?
新酒の美味しさやマーケットの仕方など比較し、そこに健全な競争が生まれるという素晴らしい祭典だと思いました。
そしてそして
酒蔵開きに立ち会って、たっくさん試飲して、改めて日本酒が大好きになりました。とさ。
最後に。日本酒ってめっちゃおいしい割に破格な値段です。瓶一本で2000円いかないので。
これは、競合して少しずつ値上げしていいのでは?と思います。米の値段も上がるのでね。
おしまい。