ガチャガチャや福袋は開ける瞬間が一番楽しいもの
ガチャガチャが置いてあったらどんなガチャガチャか、チェックしますかー?
私はいつも立ち止まってチェックして、ピンときたものは回します。小銭があれば、の話ですが。
何が出てくるかわからないワクワク感と、透明なカプセルから取り出した時の「これか〜」っていう、あの感じがたまらないんですよね〜…!
航空会社peachが、一回5000円のガチャガチャを去年の8月、心斎橋パルコに置いて、それがバズって、10月には渋谷パルコにも置きました。
カプセルの中には、6000円から10,000円分のピーチポイント(5000円で買えるから1000円はプラスになるお得なチケット)が入ってるんですけど、なんと行き先が指定されているんです。
行き先を選べない 旅ガチャ が置かれている!
とニュースで知り、私のガチャガチャ魂に火がついてしまうたびに吹き消すのが大変でした。(もし通った道に偶然旅ガチャがおいてあれば、回しちゃってたと思う)
一見無謀に思える旅ガチャですが、どうして行き先もわからないガチャを回すのか?
回した大人たちは、「行き先が分からないことが面白い」「行き先が分からないところに惹かれた」とインタビューに応えていました。
なるほどな〜って思いましたね。行くのは別にどこでもいいんですよね。
暇だから
目的は決まっていないけど一人旅したいから
今までにこんなガチャガチャなかったから
みたいに、需要ってこんなところに眠ってたんだなという面白い発見でした。
このあいだ串カツを食べに行ったとき、お店に「少しお得な珍しいメニュー」が当たるかも?みたいなガチャガチャがあって、何回か回しちゃいました。(その結果、サブメニューを安く注文できました。)
ガチャガチャにそそられる大人って、案外多いんじゃないかな?って思います。
もちろん高さは、子どもがガチャガチャを見つけて、大人にせびるために子どもの目線にはしているけれど、
わざわざ立ち止まって子どもの目線まで屈んで、ガチャガチャをひとつひとつ(たいてい固められて複数置いてあるから)点検し、よし!これだ!っと意思を固めて小銭をじゃらじゃら持ち出してガチャガチャを回す大人もいるんじゃないかなーって思います。(私がそのうちの1人です)
ゲームでも、「ガチャ」のあるゲームが流行りますよね。小学生から大の大人まで、レアキャラを当てるために必死にポイントか何かを貯めるか、お金を払ってガチャを回してるんだと思うと、ガチャガチャって、子どもから大人まで夢中になる要因がたくさんあるんじゃないかな?って思います。
そこに目をつけたpeach、遅ればせながら素晴らしいと思います。