大塚国際美術館が、アートとは何かを教えてくれた
大塚国際美術館に行って参りました!
大塚 といえば、かの有名な大塚グループによって創設されたもの。
チケットのデザインも、アート。
作品は全て陶版。=レプリカ(にせもの)
よく見ると、板をつなぎ合わせてることがわかりますよね。
それでも、かなり精密に再現されていると思います。
日本一高い入館料(一般3300円)払う価値大いにあり!
4キロに及ぶ鑑賞ルートで、世界26ヵ国190余の美術館が所蔵する名画が約1000点。わお!
入館して速攻感動しました。鳥肌が立ちました。
すごいでしょ?!息を呑みましたね。ずっとここに座ってたかった・・・が、
そんなことしてらんない!まだまだみなければならぬ作品が!
と自分を奮い立たせて?まわりました。
お供にこちら。
500円で音声ガイダンス。
このガイダンスがあったことで、
「モナリザ」も
「真珠の耳飾りの少女」も
何が素晴らしいのか目と「頭で」理解。
ちなみに作品はフラッシュ📸は禁止ですが写真撮影はオッケーでした。
展示の仕方も工夫されてました。光の入り具合も素晴らしいです。
いろんな名画をいっぺんに楽しめて大満足でした!
そしてわかったこと。
まずは、文明の起こりはエジプト文明なんだけど、文明はアートだってこと。この作品をみて、理解。人々の美的感覚は、文明の起こりと同時に生まれてた。
次に、アートはメッセージってこと。
伝えたいことがなきゃ、アートじゃない。
伝えたいことを美的感覚をもってして伝えるのがアートなんだってことがよくわかった。
どの作品をみても心が動くのを感じた。それは、なにかしらのメッセージが作品から伝わってくるから。
この作品から何を感じる?
この作品は、これまでの宗教を軸とした作品から逸脱しようと描かれた大胆な風景画なのです!
ただの風景画ではなかった。
素晴らしい作品は、どれほど暗黒な時代だったとしても生み出される。なぜなら、憎しみでも悲しみでも喜びでも、人間に感情がある限り、それは作品を生み出す源となりうるから。
私は2023年に生き、大塚国際美術館へ行き、作品が生み出されたその時代に想いを寄せた。作者の気持ちに少しでも触れることができたらと作品を見つめることができた。
そして、アートとは、「文明が起こった瞬間から生まれてた人間の美的センスをもってして伝えられたメッセージ」なんだってことを教えてもらいました。
大塚グループありがとう。
これから先、数千年に渡って大塚国際美術館が守り抜かれ、作者の偉業が後世にわたって人々の心に触れることを願って・・・